意外と多かった「タンスの肥やしブラ」、捨てられない理由は?……ワコール、ブラジャーに関する調査実施

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「勝負ブラ」と「タンスの肥やしブラ」の比較
  • 「勝負ブラ」と「タンスの肥やしブラ」の比較
  • ブラを捨てるのにとまどう理由
  • リサイクルの流れ
 ワコールは20日、新学期や新生活が始まり、整理・整頓でモノを捨てようという意識が高まってくる3月~4月を前に、「ブラジャーの捨て時・捨て方」についてのアンケート調査結果を公表した。調査期間は1月28日~1月30日で、全国の20代~50代の女性1,000名から回答を得た。

 まず、「あなたはブラジャーを捨てることにためらいを感じたことはありますか?」と聞いたところ、「ある」(「よくある」と「時々ある」の合計)は、およそ2人に1人の47.1%だった。特に、20代は52.8%、30代は52.4%と過半数の人がブラジャーを捨てることをためらっていた。また「あなたはブラジャーをどれくらい持っていますか?」と聞いたところ、「5~9枚」の人が51.4%ともっとも多く、続いて「1~4枚」(20.1%)、「10~14枚」(19.9%)という結果になった。

 次に、「お気に入りの“勝負ブラ”を持っていますか?」と聞いたところ、57.1%の人が「持っている」と回答。一方で、「使っていない“タンスの肥やしブラ”を持っていますか?」と聞いたところ、67.2%と約7割が「持っている」と回答しており、「お気に入りの“勝負ブラ”」よりも「使っていない“タンスの肥やしブラ”」のほうがタンスの中に多いという実態が判明した。加えて、「どれくらいの年数ブラジャーを所有しているのか」という質問では、最長で「25年」。また、「ブラジャーの利用年数」については、最長で「23年」という人もいた。

 また、ブラジャーの捨てにくい理由について聞いてみました。「ブラジャーを捨てることにためらいを感じたことがある」と回答した人に「ブラジャーを捨てるのをためらう理由は何ですか?」と聞いたところ、もっとも多い意見が「もったいないと感じる」(57.3%)、「他人に見られるのではと不安に感じる」(38.9%)という下着ならではの理由が寄せられた。

 このような実状を受け、「衣類」と「ブラジャー」のリサイクルの認知・実施についても調査・比較を行った。まず、「衣類」のリサイクルの実態について聞いたところ、「リサイクル方法を知っているし、実施したことがある」が64.5%、「リサイクル方法を知っているが、実施したことはない」が23.8%で、認知率88.3%となった。一方で、ブラジャーは、「リサイクル方法を知っているし、実施したことがある」がわずか5.3%、「リサイクル方法を知っているが、実施したことはない」も12.8%となり、認知率18.1%と、衣類のリサイクルと比べてリサイクル方法について知らない人が多かった。

 ワコールでは、不用になったブラジャーを回収し、再生燃料(RPF)に加工してリサイクルする「ブラ・リサイクル」を2008年より毎年、2月12日「ブラジャーの日」から4月22日の「アースデイ」まで実施している。ブラジャーの入った回収袋はいっさい開封せず、袋ごと粉砕してRPFに加工することで、“捨てにくい”気持ちに配慮しているという。回収時には、オリジナル刺しゅう切手もプレゼントされる。

 対象はメーカーの制約なく、すべてのブラジャーが対象だ。整理・整頓の意識が高まる春のこの時期。タンスの中にある使っていないブラがないかどうかチェックをしてリサイクルに参加してみてはいかがだろうか。

《冨岡晶》
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