【INTERVIEW】島地勝彦[後編]浪費して己を磨け。島地愛用品がそろうセレクトショップ

Fashion Fashion

島地氏の書斎をイメージしたディスプレイに
  • 島地氏の書斎をイメージしたディスプレイに
  • シガーを保存するためのヒュミドールは島地氏の私物
  • 「目利きになるには浪費をすることだ」と豪語する島地氏がセレクトした品々がならぶ
  • SHISEIDO MENの化粧品やトゥルフィット&ヒルのグルーミングセットなど、男のみだしなみのためのアイテムたち
  • 入荷したばかりのスマイソンのバッグ。この青が、島地氏の好きな色であるナイルブルー
  • ショップでは著書がよく売れる。上段は島地勝彦編集の文芸誌第1弾「マグナカルタ」。表紙絵は横尾忠則の娘である横尾美美。下段は氏のエッセイが連載されている雑誌も
  • 『スパイシーハイボール』が自宅でもつくれる、タリスカー10年、炭酸、グラス、容器つきペッパー、名言コースターのセット。蓋の内側には島地氏の言葉とサインが。
  • 島地氏の人生訓が1枚に1フレーズ書かれた「名言コースター」。バーでも使用されている
新宿伊勢丹メンズ館8階にある「サロン・ド・シマジ」はバーだけではない。通路を隔てた隣に、氏の美学が凝縮されたセレクトショップがある。後編では氏のこだわり品にフォーカスする。

「ここに置いてあるものは僕の愛用しているものばっかりだから。お客さんは僕のこよなく愛しているものをみんな買っていくね、この『トゥルフィット&ヒル(TRUEFITT & HILL)』のグルーミングセットとかさ」

書斎をイメージしたコーナーには、氏の私物であるヒュミドール(シガーを保存するための箱)が置かれ、「スマイソン(SMYTHSON)」のノートやペリカンのペンなどが並べられている。他にも、化粧品や洋服、バッグ、アクセサリー、書籍、そしてウイスキーまでそろう。島地氏は、ときには客をサロン・ド・シマジからこのショップに案内し、自ら接客することもあるそうだ。

「化粧品は、シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)。面白いのはさ、バーの常連客達がここでシセイドウ メンを買ってね、肌の調子を競争し合ったりしているんだ。僕の手帳はスマイソン。スマイソンっていうのは、英国のステーショナリーブランドのこと。ここのテーマカラーがナイルブルーで、このマットな薄めのブルーが好きなんだ」と、愛用の品を語り出すと話題が次々とこぼれ落ちる。

集うファンに自宅で氏のイズムを感じてもらうため、サロン・ド・シマジの定番「スパイシーハイボール」を自宅で作れる「サロン・ド・シマジ セット」(1万4,700円)が昨年から発売されている。タリスカー10年、トニックソーダ、ペアグラス、ペッパー&ミルと、「毒蛇は急がない」など12 種類のメッセージが書かれた”名言コースター”が島地氏の愛するブルーのボックスに収められた、「いたれりつくせりのセット」(島地氏)だ。

バーでは、ショップで扱う“本物”について島地氏と直接語り合うのだ。
「良いものはどうやって見つけるかって? 簡単ですよ。浪費することですよ。浪費して浪費して……するとね、すぐ分かるの、良いものは良いものだって。センスが磨かれて目利きになるのよ、骨董屋よりもね」

「サロン・ド・シマジ」でもっとも売れているのは自著とのこと。島地氏編集による文芸雑誌『マグナカルタ』第2弾は3月20 日、エッセイ集第3弾となる新刊『アカの他人の七光り』は3月28日に発売予定だ。
《奥麻里奈》
  • 島地氏の書斎をイメージしたディスプレイに
  • シガーを保存するためのヒュミドールは島地氏の私物
  • 「目利きになるには浪費をすることだ」と豪語する島地氏がセレクトした品々がならぶ
  • SHISEIDO MENの化粧品やトゥルフィット&ヒルのグルーミングセットなど、男のみだしなみのためのアイテムたち
  • 入荷したばかりのスマイソンのバッグ。この青が、島地氏の好きな色であるナイルブルー
  • ショップでは著書がよく売れる。上段は島地勝彦編集の文芸誌第1弾「マグナカルタ」。表紙絵は横尾忠則の娘である横尾美美。下段は氏のエッセイが連載されている雑誌も
  • 『スパイシーハイボール』が自宅でもつくれる、タリスカー10年、炭酸、グラス、容器つきペッパー、名言コースターのセット。蓋の内側には島地氏の言葉とサインが。
  • 島地氏の人生訓が1枚に1フレーズ書かれた「名言コースター」。バーでも使用されている

特集

page top