ロバート・キャパと女性初の報道写真家ゲルダ・タローの展覧会開催、日本初公開の作品も

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ゲルダ・タロー 《ロバート・キャパ、セゴビア戦線》1937年ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、© ICP
  • ゲルダ・タロー 《ロバート・キャパ、セゴビア戦線》1937年ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、© ICP
  • ロバート・キャパ《共和国軍兵士、コルドバ戦線》1936年9月初旬ゼラチン・シルバー・プリント、横浜美術館蔵、© ICP/Magnum Photos
  • ロバート・キャパ《ゲルダ・タローと共和国軍兵士、コルドバ戦線》1936年9月ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、© Cornell Capa
  • ゲルダ・タロー《海 岸で訓練中の共和国軍女性兵士、バルセロナ郊外》1936年8月イン クジェット・プリント、ICP蔵、© ICP
1月26日(土)から3月24日(日)の期間、横浜美術館で世界で最も著名な写真家のひとり「ロバート・キャパ」の展覧会が開催される。

ロバート・キャパことアンドレ・フリードマンが生まれて来年でちょうど1世紀。しかし、このロバート・キャパという名は、当初フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タロー(本名ゲルタ・ボホリレ)の二人によって創り出された架空の写真家であった。

1934年にパリで出会い意気投合した二人は、1936年にロバート・キャパという架空の名を使って報道写真の撮影と売り込みを始めた。その後フリードマン自身が「キャパ」となり、タローも写真家として自立。その矢先に彼女はスペイン内戦の取材で26歳で命を落とした。タローの存在と死は、キャパのその後の活動に大きな影響を与えたと言われている。

本展では、二人のそれぞれの写真作品によるふたつの個展で構成され、約300点にのぼる豊富な作品と関連資料が、ふたりのつながりと個性の違いを浮かび上がらせていく。

また、横浜美術館初の試みとして、所蔵するすべてのキャパの作品193点を一堂に展示。その中には日本初公開となる作品も含まれている。さらに、女性初の報道写真家と言われるタローの写真83点は日本初公開となる。同一現場で、二人の写真家がそれぞれの視点で撮影した写真なども展示される。

また会期中、戦場カメラマン渡部陽一氏のトークショー(1月31日(木)13時半より、入場無料、要申込み)、ノンフィクション作家でエッセイストの沢木耕太郎氏の講演会「青春のキャパ」(2月3日(日)15時より、入場無料、先着順)、映画「Capa & Films」の上映会(2月23日(土)、24日(日)のいずれも14時半から18時頃、入場無料、先着順)なども開催される。

【イベント情報】
ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家
2013年1月26日(土)から3月24日(日)
休館日:木曜日(ただし1月31日は開館)
開館時間:10:00から18:00(入場は17:30まで)
会場:横浜美術館
住所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
《編集部》
  • ゲルダ・タロー 《ロバート・キャパ、セゴビア戦線》1937年ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、© ICP
  • ロバート・キャパ《共和国軍兵士、コルドバ戦線》1936年9月初旬ゼラチン・シルバー・プリント、横浜美術館蔵、© ICP/Magnum Photos
  • ロバート・キャパ《ゲルダ・タローと共和国軍兵士、コルドバ戦線》1936年9月ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、© Cornell Capa
  • ゲルダ・タロー《海 岸で訓練中の共和国軍女性兵士、バルセロナ郊外》1936年8月イン クジェット・プリント、ICP蔵、© ICP

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