【連載:IT×ファッションvol.02(前編)】起業1ヶ月で1万人の登録者──ECの新時代を予測する23歳・BASE鶴岡裕太

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BASE株式会社代表取締役 鶴岡裕太氏
  • BASE株式会社代表取締役 鶴岡裕太氏
  • BASEのサイトより
  • BASEのサイトより
日々進化を続けるIT技術で、ファッション業界でのイノベーションを試みようとするベンチャー企業を取材・レポートする「連載:IT×ファッション」。

第2回目は、誰でも無料でネットショップが簡単に運営できるサービス、「BASE(ベイス)」が話題のBASE株式会社代表取締役、若干23歳の鶴岡裕太氏にインタビューした。

2012年11月にローンチされたばかりだが、既に登録されたショップ数は1万店舗以上。個人が店舗を持つ時代として、モノづくりの現場でも、ファッションのクリエイターたちからも、新しいビジネスサービスとして大きな注目を集めている。

その最大の特徴は、「無料」であり、「簡単」であること。ショップ開設に必要なのは、ショップ名とメールアドレス、パスワードの三つのみとシンプル。掲載ページのデザインも800種類以上のテンプレートが用意されており、決済、売り上げやアクセス解析などショップ運営に必要な各種サービスも無料で使うことができる。インターネット初心者でも迷わないよう、サイトデザインも選択肢を少なくすることでユーザーに優しい設計になっている。

同社は、paperboy&co.創業者であり、BASE株式会社の共同創業者で取締役でもある、家入一真氏が代表を務めるモノづくり集団リバティ(Liverty)のプロジェクトの一つとして鶴岡氏が発案。以来、若干23歳の彼がプロジェクトリーダーとして運営チームを率いてきた。

11月のサービス開始から1ヶ月の流通総額は約1000万円。既に1万人もの登録者がいれば、これからのビジネスも順調に、と想像されるが、実はマネタイズについてはまだまだ模索中だという。

「家入さんが始めたレンタルサーバーサービス、ロリポップ(家入氏は最年少でジャスダック上場を成し遂げる)も同じだったようですが、BASEもマネタイズに関してはサービスをスタートしてから考えるという姿勢です」と鶴岡氏は笑顔を見せる。
まずコミュニティーを作って、それからマネタイズさせていくビジネスモデルはFacebookやTwitterなど、近年ならではのITビジネスの風潮だ。

事業計画は後回しという型破りな形でスタート、そして1か月で1万人もの登録者を集めたBASEというサービス。次回はその内容について紹介する。
《編集部》
  • BASE株式会社代表取締役 鶴岡裕太氏
  • BASEのサイトより
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