【編集ブログ】スカートについて

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全て私物。左:Jean Paul Gaultier(Colin Mcdowell著)、中:加モントリオールで開かれたゴルチエ展のカタログ、右:Men in Skirts(Andrew Bolton著)
  • 全て私物。左:Jean Paul Gaultier(Colin Mcdowell著)、中:加モントリオールで開かれたゴルチエ展のカタログ、右:Men in Skirts(Andrew Bolton著)
こんばんは、編集部の中の人(male)です。初回なので私のファッションについての性癖でも書こうかと。

節回しは、今流行の丸眼鏡を掛けるキャラばかり出てくるとある漫画から引用。

私はスカートが好きだ。
私はスカートが好きだ。
私はスカートが大好きだ。

ロングスカートが好きだ。
フリルスカートが好きだ。
タイトスカートが好きだ。
キュロットスカート(※1)が好きだ。
サーキュラースカート(※2)が好きだ。
ギャザースカートが好きだ。
プリーツスカートが好きだ。
ティアードスカートが好きだ。
マーメイドスカートが好きだ。

東京で、パリで、ロンドンで、ミラノで、ニューヨークで、上海で、ラサで、バリで、ドバイで、ブエノスアイレスで、この地上に存在するありとあらゆるスカートスタイルが大好きだ。

ジャンポールゴルチエのラップパンツ(※3)を履いて歩くのが好きだ。歩を進める度に、フロントの布が翻る様など心が躍る。
ヨウジヤマモトの2004年春夏コレクション(※4)の袴スカートが好きだ。立ち上げ完売で買い逃し、追加生産で手に入れた時など胸がすくような気持ちだった。
ディオールオム2004年秋冬コレクションのマキシキルト(※5)の重さが好きだ。7mもの長方形の布を折り畳みベルトで脇を留めるだけの単純かつかっこいい仕様には感動すら覚える。

冷たい視線を浴びることなどはもうたまらない。階段の昇り降りやお手洗いの際に両手で裾を携えて、ことを終えるときのスカートに服従させられているという実感も最高だ。

イヴサンローランのハイヒールブーツ(※6)を履いてジャンポールゴルチエのトレーンたなびくマキシスカート姿で鏡に相対するときなど絶頂すら覚える。ジャケット、ジレ、シャツをブリブリのラッフルで盛って盛って盛りまくって、パニエでスタイリング(※7)するのはもはや失神だ。

古代では履いていたのに(※8)、現代の男性にスカートが広まらないのはとてもとても悲しいものだ。バッスル(※9)スカートのボーンに押しつぶされて殲滅されるのが好きだ。常識や慣習で服装を制限されるのは屈辱の極みだ(※10)。

私はファッションの自由を、ファッションの天国的自由を望んでいる。そう、自由だ。

こんな人が編集部にいるニュースサイトですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


※1.ディバイデッドスカートともいう
※2.円形のパターン。バイアス部分は伸びるため半径を短くする
※3.左脚部分が広く取られ余った布を前に回すことでスカートのように見える。ゴルチエのメンズファーストコレクション「オムオブジェ」で発表された画期的アイテム。以来ゴルチエの定番
※4.当時ワイズと合同ショーだった
※5.値段はなんと50万円。さすがに買えなかったorz
※6.ジョニーと名前がついている。トム・フォードが考案。ヒール高6.5cm
※7.いわゆる18世紀のロココスタイル。マリー・アントワネットを想像してみよう
※8.スカートの始まりは紀元前3000年頃。古代エジプトの腰巻きロインクロスが発祥
※9.腰にボーンを入れボリュームを出したスタイル。これを再解釈してコム デ ギャルソンが1997春夏にこぶドレスの作品群「Body meets dress,dress meets body」を作ったよね。あれは布に横地を通したり角縫いが連続するなど、ブランドらしい有り得ない仕様が満載となっている
※10.「服を選ぶのは最後の自由」と、山本耀司も言っている

《エビゾー》
  • 全て私物。左:Jean Paul Gaultier(Colin Mcdowell著)、中:加モントリオールで開かれたゴルチエ展のカタログ、右:Men in Skirts(Andrew Bolton著)

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