【編集長ブログ】雪景色の中からご挨拶

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レセプションガーデン外観
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一つ新しい仕事が立ち上がると、少し東京からエスケープすることにしている。これは雑誌をやっていたころからの癖のようなもので、印刷所で徹夜の青焼き校了後はいつもそのまま、どこかに数日消えた。

WEBの場合、紙媒体のようなワケにはいかない。アップすれば、すぐに何らかの修正への対応依頼が発生する。12月5日(水)にスタートを切った「ファッションヘッドライン」は3日間の運用状況を見て、編集部のスタッフたちに後を託して、久々に週末の休暇を取った。取ったといっても、こうしてブログをアップしているのだから、必ずしも完全休養といかないのが、ネットメディアに携わる編集者の難しさなのだが。

都内から電車で6時間。丹後網野の旅館で夕方から松葉がにをたらふく食っていると、しんしんと雪が降り始めた。毎年、雪の多い場所だが、今年の降り始めは少し早いという。例年のドカ雪はクリスマス前後だという。今朝、案の定景色はホワイトアウト。どうしても寄りたいレストランがあったので、15kmほど離れた久美浜へタクシーで向かう。途中、この雪の中、サーフボードを積んだクルマを数台見かけるのは、網野がウインターサーファーには知られたポイントがあるためだろう。スタッドレスタイヤでサーフィン。今春展開される「ホワイトマウンテニアリング」と「レインスプーナー」のコラボのヴィンテージアロハプリントのシャツが頭をよぎる。

目的のレストランは、ボーダーシャツで知られるフランスのマリンブランド「オーシバル」や英国の「サンスペル」などを扱うインポーター、ボーイズのグループ会社が運営する「レセプションガーデン」。女性誌の編集者やファッション業界人の「私の好きな隠れ家ホテル」特集で良く名前が挙がるホテル・ホリデーホームは、2014年春にリニューアルオープンに向け、今年10月に一旦休業したが、このカフェレストランは営業している。到着すると吹雪の中、クルマで駐車場に上れるよう、スタッフ総出で除雪中。こんな大雪の中、お客さんが来るの? と疑っていたら、ランチ時は大賑わい。東京でなら都市機能が麻痺する状況なのに、こちらの人たちは4駆でホリデーランチを楽しみにやってくる。

食事はもちろんだけれど、ここで働くスタッフたちの笑顔とサービスが心地よい。“w”と絵文字で済ませてしまう日常のメールのやりとりに慣れてしまった今、心からそう思う。ホテルは休業中だけれど、彼らの笑顔を見るために片道6時間かけて、来る価値があるかも、と真剣に感じてしまう。雪景色の中、ご機嫌にワインを飲んだ帰り際、肩に飛び乗ってきた外で飼われている猫の家には、電気シートが敷かれていた。

ご挨拶が遅れましたが、「ファッションヘッドライン」をよろしくお願いします。

(記事内の店舗)
【Reception Garden(レセプション・ガーデン)】
住所:京丹後市久美浜町38-22
営業時間:11:30から21:00
定休日:木曜日
《野田達哉》
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