アメリカ写真界の第一人者ジョエル・マイエロヴィッツが撮ったセザンヌ【ShelfオススメBOOK】

2017.11.04
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京渋谷神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。今週は、アメリカ写真界の巨匠ジョエル・マイエロヴィッツの新作写真集『Cézanne's Objects』。



■『Cézanne's Objects』ジョエル・マイエロヴィッツ(Joel Meyerowitz)

その作品が「光を発するような」カラー風景写真と称されてきたアメリカ写真界の巨匠ジョエル・マイエロヴィッツが近年取り組む画家のアトリエを題材とした写真集の新作。

2015年にイタリアの画家ジョルジョ・モランディ(Giorgio Morandi)のアトリエの静物を撮った『Morandi’s Objects』で好評を得たのに引き続き、今回はポール・セザンヌ(Paul Cézanne)のエクス=アン=プロヴァンスのスタジオで撮ったシリーズで構成されている。

セザンヌのスタジオを印象付ける濃い灰色の壁、そして小さな彫像や頭蓋骨、ガラス瓶、水差しなど、画家の絵にも度々登場する画家の遺品・・・。マイエロヴィッツはセザンヌが残したさまざまなオブジェを灰色の壁を背景にひとつひとつ丹念に撮影し、亡き画家の眼にかつて映っていたであろうイメージを再現し、その芸術観を伝えている。


【書籍情報】
『Cézanne's Objects』
写真:Joel Meyerowitz
出版社:Damiani
言語:英語
ハードカバー/111ページ/320x260mm
発刊:2017年
価格:6,720円
■Shelfオフィシャルサイト『Cézanne's Objects』購入ページ
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